現在は猫ブームなこともあり、「猫カフェ」もたくさんのお客さんで賑わっているようです。
うちにも猫がいますが、とても癒しをもらえています。
そんな中、猫がチョコレートを食べたら死亡してしまうのでしょうか。
また対処法や症状などとても気になりますね。
さらに、致死量や死亡例、後遺症なども含めて、調べていきたいと思います。
猫がチョコレートを食べたら死亡?!対処法や症状は?
猫がチョコレートを食べたら、キサンチン(メチルキサンチン)誘導体であるテオブロミンやカフ
ェインにより、およそ数時間から半日以内に、症状が猫に現れると言われています。
キサンチン誘導体は高用量で延髄や脊髄を興奮させる作用があり、落ち着きがなくなったり、呼吸
が速くなったり、神経過敏になったりといった症状が現れます。
チョコレートの誤食後、2~6時間程度で猫に次のような症状が現れます。
嘔吐
下痢
落ち着きがない
尿失禁(トイレで排尿しないなど)
そして、時間の経過とともに、以下のような重篤な症状が現れ、最悪の場合には死亡することもあり得ます。
呼吸が速くなる
震え
発作
不整脈
また症状の内容と進行速度は個体差が大きいとはいえ、時間の経過とともに現れる症状は、どれも
危険なサインであるため、早急な受診が必要です。
絶対に自己判断をせず、行けるならすぐ受診し、いけないなら電話ですぐできる対処法などの指示
を仰いでください。
中には猫の口に指を入れて吐かせてくださいというのもありましたが、素人がやると傷つけてしま
う恐れがあるのでおすすめはできません。
また従来、猫は甘みを感じづらい動物であると考えられてきました。
とは言え、最近では、甘いものを好む猫もいるようです。
猫に対する中毒物質のうち、カフェインは症状が出るのが早いケースもあるため、たとえ少量であ
っても、誤食がわかっている場合には、様子を見ずに病院で受診した方がよいと思います。
猫がチョコレートをなめた場合や一粒の場合など致死量は?
危険な量は、テオブロミンのLD50が猫の場合は体重1kgあたり200mgです。
また、軽度の中毒症状は猫の体重1kgあたり20mgで現れ、重度の症状は40~50mg、さらに
発作は60mgで現れることが多いようです。
そして高カカオチョコレートは一般的なミルクチョコレートに比べると、テオブロミン、カフェイ
ンともに含有量が多く、特に注意が必要なようです。
例えば、2kgに満たないような子猫が誤食や誤飲をしてしまった場合、以下のようにごく少量で
も、初期の中毒症状が現れてしまうようです。
猫が中毒を起こすカカオ含有率別のチョコレートの量は次の通りです。
- カカオ99%の場合、およそ1かけら
- カカオ86%の場合、およそ1.5かけら
- カカオ41%の場合、およそ4~5かけら
あげないことが1番かと思います。
また近くで食べていたら欲しがったりすると思うので、見えないところで食べるなど工夫するよう
にしてください。
猫がチョコレートを食べた中毒症状や後遺症は?
猫がチョコレートを食べてテオブロミンを摂取してしまうと、4時間以内に中毒症状を起こしま
す。
主な症状は「嘔吐」「下痢」「頻脈」「不整脈」「興奮」「痙攣」などです。
症状は長い場合で数日間続きますし、摂取したテオブロミンの量によっては突然死をしてしまう場
合もあります。
後遺症についての記載はなかったので、早急に治療をすればでないのかと思います。
大事な猫が何日も苦しんでいるのをみたりするのは辛いはずです。
また1番苦しいのは猫本人です。
家族の一員である猫が誤嚥しないように、飼い主が守ってあげましょう。
愛猫がチョコレートを食べた人の口コミは?
猫がチョコレートを食べてしまった
昨日の夜12時くらいに猫が
チョコレートを食べてしまいました
食べたチョコレートはルックチョコレートの
ショコラエイティーンで
チョコレートの中にガナッシュクリーム
トリュフクリーム、チョコレートムースが入っていて
最悪のコラボなんです
チョコレートは3グラムで
猫の体重は2.4キロです
この時間だと病院が開いていないので
かなり不安です。
外出から帰ってきたらチョコレートを食べたあとがありました。すぐに動物病院に受診したので大事に至らなくて本当に良かったです。
猫がチョコの入ったパンを食べてしまいました
こんにちは、もうすぐ生後6ヶ月になるアメショと2人ぐらしをしております。
今さっき、お風呂から出てくると
猫がチョコチップ入りのクロワッサンを食べていました。
半分くらい食べてしまっていました。
スグに取り上げたのですが、猫にチョコは悪いと聞くので心配です。
現在の様子は、涙が止まら目も開けずらそうにショボショボさせています。
私が目を話した隙に、息子がビターチョコ(ロッテ・ガーナブラック)の小分けミニサイズ10枚(量で言えば40g程になるかと思います。また、その数十分前にはさんまのかば焼き缶1缶(150g)、さばの味噌煮缶1缶(150g)、さんまの水煮缶(150g)を食べさせ、またたびも1本与えた様です。)をついさっき食べさせてしまった様なのですが、量としては問題ないレベルなのでしょうか?見た目では普段とあまり変わらない様に見えるのですが、本当に心配です。
猫がチョコレートを食べてしまいました。
猫はチョコを食べると危険とか、そういう話を聞いたので注意してはいたのですが、
妹が食べていたチョコのかけらがポロッと落ちて、それをすかさず猫がペロペロと舐めてしまいました。慌ててティッシュで拭き取って、舐めた量も少なかったですが、
猫がチョコを食べるとどんな危険性があるのでしょうか?しばらく様子を見ててもなんとも起こってないのですが、
私は猫を飼っていて、猫ちゃんにチョコレートのかけらを嗅がせようと鼻の近くにチョコレートを持っていたのですが、猫ちゃんが吸ってしまいました。
1ミリ2ミリ程度のチョコレート
のかけらなのですが、先程まで鼻の中(下から覗いて見える範囲)にあり、なんとか取ってあげようとティッシュを細くし鼻の中にいれたのですが、それに怒ってさらに奥に吸ってしまったようです。数日様子を見ていましたが特に変わったことはなかったので良かったです。
寝ていたので一瞬だから大丈夫かとおもって、テーブルに子供が食べていたチョコレートをおいておいたらいつの間にかおきていて、戻ったら食べているところでした。すぐとりあげて動物病院に連れていって胃の洗浄をしてもらいました。今後はおかないように気を付けたいです。
まとめ
可愛いからとつい色々とあげたくなると思いますが、猫にも食べてはいけないものが存在します。
ただ可愛がっているだけでは飼い主とは言えないと思います。
また飼う以上は知識を身につける必要があります。
またせっかく飼ったなら長く一緒にいたいと思うのが普通ですよね。
そのためには飼い主の力が必要です。
食べ物に気を付けたり、ワクチンをうったり、健康診断を定期的に受けていればどこかに異常が見
つかっても早期に治療ができます。
動物病院はお金がかかりますが、苦しんでる子を見て見ぬふりできますか。
今は動物保険などがあり、保険に入れば負担も減ります。
なので大切な家族と長い時間一緒にいるためにも、定期的な検査をお勧めします。
ペットも頼りになるのは飼い主だけです。
愛情たっぷり注いで、楽しい人生にしてあげてください。